四国の左下で活動中 私こと1091の、雑多なことをいろいろと書き留めています。


by mina1091
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

せいちゃん

秋の夜長の昔話
第三弾の今回は『せいちゃん』

徳島県出身の彼は、なかなかのキャラクターの持ち主だったね

寡黙という表現がぴったりなんだけど、仕事についても寡黙なスタイルを崩さないから、営業には向いてなかったと思うなあ

決して大きな声をださないし、人と争う姿も見たことがない

そんな『せいちゃん』とも、若い頃に同じ寮に暮らしてた

彼は一階に部屋があって、休日のある日、例によって金もない暇な1091はたまたま『せいちゃん』の部屋を訪ねた
くわえタバコでドアを開けて中にいる彼に声をかけて入ろうとしたら、凄い剣幕で「入ってくるな!」って怒鳴られた

あまりの剣幕に
なんやと~コラッ
と、瞬間湯沸し器のように尖ってた1091は一瞬で迎え撃つ態勢になったけど

六畳の部屋の中に、彼のバイクが鎮座してるのにビックリして、
なんだそれ?

「タバコ捨ててきて」
って言うから、タバコを消して戻って、様子をよく見るとエンジン回りやマフラーがバラバラになって散乱してる

愛車のバイク整備を部屋の中でやってた
しかもパーツの洗浄をガソリンでやってたみたいで、くわえタバコで入ろうとした1091に引火をおそれて慌て、入るなと怒鳴ったんだと

くわえタバコで怒られた俺が悪いのか、六畳の畳の部屋にバイクを持ち込んだ『せいちゃん』が悪いのか

車のハンドルを握ると性格が変わるってよく言うけど、彼も当てはまるのかなあ
同期を隣に乗せて近くにドライブに行った彼は、なかなか帰って来なかった
泣きながら帰ってきた助手席に乗ってた同期が語るには
カーブを曲がりきれずに、崖から落ちたんだと
途中の松の木に引っ掛かって助かったけど、すぐ下には民家の屋根があったって

数年後、免許証は返納したと言ってたなあ



よく同期入社のメンバーで飲んだ
二次会の場末のスナックで初めて彼の唄を聴いたときは、一緒に飲んでた同期をはじめ、店内の客もいっせいに席からずり落ちたのを強烈に覚えてる
まるでドリフのギャグの落ちのように

音痴にもほどがある、というのは決して言い過ぎではないと思うが、まったく別の歌として唄えるんだから器用なんだろうか

だんだん癖になってきて、場が盛り上がらない時にはよく唄ってもらった
腹はよじれて痛くなるけど妙に元気になるんだよね


これを書いてて、彼のエピソードをいくつも思い出してきたけど、書けないことも多い


歌、上手くなったかなあ
『せいちゃん』
by mina1091 | 2012-11-14 10:05 | 弘田漁協